N-アセチルグルコサミンとは?
N-アセチルグルコサミンは天然グルコサミンと呼ばれ、体内にもともと存在する成分と同じ形をしています。
摂取した後も、そのまま利用することができるため効率的といえます。
それに対し、通常のグルコサミンは「グルコサミン塩酸塩」または「グルコサミン硫酸塩」という天然には存在しない形をしており、腸で吸収された後、体内と同じ形のN-アセチルグルコサミンに変換する必要があり、その過程でエネルギーとして消費されたり多くの量のグルコサミンが、使われないまま体外に排出されてしまいます。
一般的なサプリメントの多くはこの2つのグルコサミンが含まれていますが、サプリメントを作る際の抽出方法の違いによるものです。
通常のグルコサミンは塩酸や硫酸によって分解さているため苦味があり、完全に天然由来の成分とはいえません。
N-アセチルグルコサミンは、時間をかけてじっくりと酵素分解をすることにより、天然の形を壊さずに抽出しています。
糖類であるグルコサミンは本来、自然な甘さがあるのです。
サプリメントの成分が100%体内に吸収されることはありません。
体内の成分と同じ形をしているN-アセチルグルコサミンは、そのまま体内で利用することが出来るため、通常のグルコサミンよりも吸収率が3倍も高くなると言われています。
少ない量でも効率よく有効成分を補給するために、サプリメントなどを選ぶ際も、N-アセチルグルコサミンかどうかをチェックされることをおすすめしています。