グルコサミンの働き
数あるグルコサミンの働きの中から、主な3つの働きをご紹介します。
1.関節・軟骨の形成を促す働き
変形性関節痛やリウマチの治療にもグルコサミンは活用されています。
人間の体には、140以上もの関節があるといわれ、その多くは手足に存在しています。その動きを滑らかにし、骨と骨の間のクッションの役目を果たすのが軟骨です。グルコサミンは、その軟骨成分の原料となり、形成を促す働きをしています。
運動や加齢により軟骨がすり減ると、クッションの役割を果たすことができなくなります。炎症を起こし、関節痛などの痛みを引き起こします。グルコサミンは、炎症を起こした軟骨の新陳代謝を調節して、すり減った軟骨を修復を促し、関節の動きをなめらかする働きもあります。炎症を抑え、症状を緩和するのに役立ちます。
軟骨を強化し柔軟性を向上させる働きもあるため、スポーツや運動中のパフォーマンスも助けます。
2.血流を促す働き
グルコサミンは血小板に働きかけ、血管内の血液の固まりを抑制し、固まった部分を流れるようにする働きがあるといわれています。
3.美肌成分の生成を促す働き
グルコサミンは、美肌効果を促すヒアルロン酸やプロテオグリカンの生成を促す働きがあります。ヒアルロン酸は、肌の保湿成分となり、プロテオグリカンは肌の真皮にあるコラーゲン働きに作用します。グルコサミンは、他の成分と一緒に働く事で、潤いある肌を保ち、みずみずしく若々しい弾力のある美肌をつくるのに役立つのです。