アゴを引けば身体が変わる 腰痛・肩こり・頭痛が消える大人の体育
腰痛患者2800万人!1800人を超える慢性痛患者を診てきたトレーナー伊藤和磨氏が教える「図解」正しいカラダの使い方。
「アゴを引けば、痛みが消える、呼吸が変わる、身体が変わる。そして、人生も変わる!」
腰痛、肩こり、頭痛などの本質的な原因を説く本です。
現代は、一日中パソコンやスマホをいじっている人が多いのではないでしょうか?
しかし、「一日中うつむいて過ごしている」という自覚はあまりないでしょう。
肩こりや腰痛を訴えるのは、高齢者や中高年だけではありません。この「うつむき姿勢」こそが原因であると著者は書いています。
肩こりや腰痛が発生する原因は、血流量が関係していることが多いといわれます。
血流が悪くなると、乳酸が蓄積して筋肉が酸欠状態になり、炎症を起こす物資が生産され痛みが生じ始めます。
デスクワークの際、人は30度くらい前傾した姿勢で座っていますが、たった30度でも背中の筋肉(脊柱起立筋)の血流量は、8分の1にまで低下しています。
その対策として著者がオススメするのが、「アゴを引く」ことです。アゴを引くと、重い頭や脊柱が最も安定したポジションになり、上半身の重さを骨で支えられるようになります。
腰痛や肩こりを経験する人は、アゴが前に出た状態でずっと生活していると考えられるのです。
生活環境や姿勢に心当たりのある方には、オススメの一冊です。
アゴを引けば身体が変わる 腰痛・肩こり・頭痛が消える大人の体育
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
伊藤和磨(いとうかずま)
1976年東京生まれ。腰痛症の改善を主としてパーソナルトレーナー。プロサッカー選手としてヴェルディ川崎、ブラジル・パルメイラス、ジェフ市原に所属。腰痛のため引退。2002年「Maro’s」開業。日常姿勢や動作パターンから腰痛の本質的な原因を追究、毎年1300回を超えるセッションを実施。著書に『痛みと歪みを治す健康ストレッチ』『腰痛を治すからだの使い方』(以上、池田書店)、『腰痛はアタマで治す』(集英社新書)、『一生歩ける! カラダづくり』(日本文芸社)、『ケガと痛みに効くストレッチ』(マイナビ)など。テレビ・雑誌出演も多数。